「MSVCR140.dll/VCRUNTIME140.dllがないため、プログラムが開始できません」と表示された場合

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Windows用のPHPバイナリのようにVisual Studioを使ってビルドされたVisual C++のアプリケーションを実行する場合には必要なランタイムがインストールされていなければなりません。ここではPHPを利用時に「MSVCR140.dll/VCRUNTIME140.dllがないため、プログラムが開始できません」と表示された場合に、必要となるランタイムの取得とインストール方法を解説します。

今回使用するWindows向けのPHPバイナリはVisual Studio 2017を使ってビルドされていますのでVisual Studio 2017用のランタイムをインストールします。入手先は「Visual Studio のダウンロード」です。

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再頒布可能パッケージを取得するには「その他のツールとフレームワーク」まで下へスクロールして下さい。

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「Visual Studio 2017 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」の右側に「x64」か「x32」を選択するところがあります。64bitの環境でPHPを利用される場合は「x64」、32bitの環境で利用される場合は「x32」を選択して下さい。その後で「ダウンロード」をクリックして下さい。

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ダウンロードが開始されます。任意の場所に保存しておいて下さい。

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ダウンロードが完了したらインストールを行います。ダウンロードした「VC_redist.x64.exe」をダブルクリックして下さい。次のような画面が表示されます。

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「マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項」をよく読んで頂き、ライセンス条項及び使用条件に同意できる場合にはチェックボックスをチェックして下さい。その後で「インストール」をクリックして下さい。インストールが開始されます。

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Visual Studio 2017用ランタイムのダウンロードおよびインストールはこれで完了です。

今回は使用しませんが、Visual Studioの他のバージョンのランタイムを入手する方法を参考までに記載しておきます。

Visual Studio 2012でビルドしたアプリケーションに必要なファイルの入手先は「Visual Studio 2012 更新プログラム 4 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」です。

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Visual Studio 2013でビルドしたアプリケーションに必要なファイルの入手先は「Visual Studio 2013 の Visual C++ 再頒布可能パッケージ」です。

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Visual Studio 2015でビルドしたアプリケーションに必要なファイルの入手先は「Microsoft Visual C++ 2015 再頒布可能パッケージ Update 3」です。

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色々なバージョンのVisual Studioでビルドされたアプリケーションがインストールされている場合は、それぞれのランタイムが必要となります。

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( Written by Tatsuo Ikura )

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